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独楽撚り道具「づんぐり」

Completed: 2024/03/24

Material: Wood(Hinoki), Brass​

織物工場へ取材する中で、廃材である「ステ耳」の中にも素材として扱うことが難しいものがあることを知りました。同じ廃材でもそのまま糸として織ることが可能だった金襴織物のステ耳と異なり、表装織物などのステ耳は、ふさの部分が短く抜けやすく、手仕事の素材として扱おうにも容易に動いてしまい扱いにくいのです。現在、廃材のアップサイクルは盛んですが、それでも廃材の中の廃材とされるようなそのままでは素材として扱うことが難しいものがあることも確かです。

 

テキスタイルが出来上がるまでには、糸の段階での撚糸(ねんし)という工程が欠かせません。そこには、そのままでは弱く脆い繊維を強くしなやかにして、織ったり染めたりする作業に耐える素材にするという意味があります。

このことを利用して、廃材の中の廃材である「使えないステ耳」を「使えるステ耳」へ生まれ変わらせることはできないかと考えました。そのために、まず道具を作ることから始めることにし、撚糸道具「独楽撚り」の復元を行いました。

 

「独楽撚り」は、米沢藩では「づんぐり」と呼ばれ下級武士の仕事だったとの記録があります。現在では、和楽器弦を撚るために滋賀県の丸三ハシモトさんが行っているのが唯一のものです。

取材協力:米沢繊維協議会(山形)鳥羽屋(京都)、稲垣機料(京都)

参考資料:『工藝』91号(1938)、『江戸時代初期の八丁撚糸機開発と縮緬の発達』田辺義一(2014)「日本染織発達史」角山幸洋 田畑書店(1968)

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