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JOMON BANGLE package
Completed: 2024
Material: waste paper
Size: W150 D150 H150
端材糸を使ったBANGLEを包むものに新しい紙を使ったパッケージは使えない。
ストーリーに沿ったパッケージを作るために、まずは紙を作ることにした。家庭から出る資源ゴミである紙類、数ヶ月分を一週間ほど水につけておくと糊が溶けて、内側のパルプ材だけを剥がすことができる。これをミキサーで細かくし、紙漉きの要領で木枠に流し込んで乾燥させる。
乾燥の過程で、縄文原体と呼ばれる縄を転がし、紙の表面に縄目をつける。これは縄文土器と同様に圧痕として、乾燥後も紙の表面に残り、JOMON BANGLEの縄目と静かにリンクする。
紙はできるだけ糊付けなどの加工を行わないよう、切り込みを入れた部分を折って重ねていくことだけで成り立つ構造になっている。両側が4枚重ねになることで運搬に対する強度もある。紙を漉く道具である木枠は、このパッケージのサイズに合わせて制作したため、仕立てる際に切り落とす部分はほとんどない。
素材である資源ゴミの様相によって一つ一つ色味が異なり、工芸品のように手間のかかるパッケージだが、包むだけでなく、その後もBANGLEの展示台として、オブジェとして身近に置いておきたくなる愛おしいものになった。
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